渦中にいると、客観性を失うものです。
そういう時は、違う視点を持つことが大事です。
生まれた時から、私は「わたくし」の渦中にありますので、
実の所、私は私が分からないでいます。
なぜ、繰り返し描き続けているのか?
私の作品の本質は何なのだろう…?など。
私は何を描いていると思う?
今さらながら、私自身への問い直しです。
我々は何者か?
ゴーギャンの問いがリアルに迫ってきます。
無意識を意識化するとき、わたくしの本質が見えてきます。
それは、都合の良くない場合もありますので、
何かとフタをしておきたいものなのです。