2023/04/06

2023/04/01

ひみつの部屋で光輝け

 門倉直子 

-ひみつの部屋で光輝け-


2023’4.7()-5.7()

金土日13:00~17:00open


画廊バナナムーン

長野県安曇野市穂高有明3613-32


gallerybananamoon@gmail.com



初挑戦のアクリル画、1003点をメインに、新旧30点余の作品を展示いたします。


「ひみつの部屋で光輝け」 は

占星術で使う私のホロスコープ(出生図)の太陽が、12ハウス(ひみつの部屋、見えない場)に位置していることから着想を得たサブタイトルです。

人知れずとも輝いていなさい、という自分自身へのメッセージでもあります。


SNSなどを通して、自分を誇示したり表現できる時代ではありますが、誰にも発見されていない場所で、宝のように輝いてみたい。

森の中で開催されるこの個展が、そのような存在になることを願います。





ゆううつな春に、昔話と近未来を添えて。

個人的で普遍的な、私なりの真実をここに示したいと思います。

うた会2023 4月の旅

 うた会2023 4月の旅

門倉直子




クロネコに

作品託し見送れば

広くなった作業場で寝る





4度目の

新幹線はかがやいて

ちいさな画家は信州へ向かう





いくつかの

封印してた感情は

旅の途中でこわれて消えた





一瞬だけ

垣間見せてたあの表情(かお)

あなたの本心と

確信している





コーヒーと

サンドイッチさえあれば

何でも出来ると

背もたれたおす





先に逝く

同い年のオレンジスターに

「ずるい」と思った

38才の吾





うたくらい

好きに詠みたい気持ちだけで

うたえるのは今だけだから





あの山を

眺めて育った人たちと

川見て育った

わたしが出会う





恥ずかしい

なんて気持ちは消え失せて

溢れてくるは

幾千の恋





じゃこと大葉の

パスタ美味しく出来たから

帰ってきたら作ってやろう





白い壁に

私が描いたはずの画は

他人の顔して手を離れてく






準備して

展示して見せてまた描いて

生きて死ぬのを繰り返すように





またひとつ

物語りの終焉を

迎えるけれどやり残しだらけ






意外にも

こぶし効かせて描いた画は

展示してみると拍子抜ける






次に描く

画の大きさやイメージを

思い描いて途方に暮れる







2023/03/30

個展のお知らせ

 

【個展のご案内】


門倉 直子 展

-ひみつの部屋で光輝け-


2023’4.7()-5.7()

画廊バナナムーン

長野県安曇野市穂高有明3613-32

金土日13:00~17:00open


アクリル画1003点をメインに、

新旧30点余の作品を展示いたします。


お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

Instagramでも展示の様子をご覧頂けます。


よろしくお願いいたします


#画廊バナナムーン

#門倉直子 #naokokadokura 





2023/03/27

うた会、2023春、旅の前に

 

うた会、2023 春、旅の前に

門倉直子



よみがえる

サザコーヒーの香りかな

勝田の思い出

絵画と私と





不忍の

ビルの隙間にサンセット

3ヶ月待ち

十三やの櫛





御徒町へ

指輪のサイズお直しに

上野のお山

ひとり歩けば





冬越えて

ざらりと荒れた指先を

やさしく労わるソンバーユかな





夕焼けに

銀座のネオン眺めれば

私の個展など無かったかのように





友情と

恋の隙間ではしゃぐには

安いワインが丁度いいから






東京中を

歩いていたのはいつの日か

夜見世通りであなたを見つけた






神木に

見惚れてひとり根津神社

小宇宙に放り込まれる





返信を

くれないあなたは小さくて

恥をかくのは私ばかり





描いた画と

たっぷり見詰め合えるなら

その瞬間を宝と名付ん






ツキイチで

あしき心も絞り出す

よもぎに蒸されて

幾千の汗





描いた画を

ダンボール箱に詰め込んで

ビニール紐できゅっと結んで

2023/03/20

春分、個展の準備

 制作は、恐ろしく地味な作業です。

例えるなら冬のトンネル、

泳げない夏の海水浴、

始まらない春。

それを超えると、作品は立ち上がってきます。


4月に個展がございます。

どうぞよろしくお願いいたします。







2023/03/19

うた会、2023春分


ひとりうた会、2023春分




どこ行けど

手垢の付いた場所だから

きみと歩いて

更新するの




羽閉じて

キッチンに立つ毎日を

しあわせなどと気安く言うの





会うことの

なかった義母にお彼岸の

手向ける花はじょうぶな雛菊





大江戸線の

エスカレーターすごすごと

駆け降りるのは

意気地なしの背





恋すらも

知らぬ十四のあたしらに

暗記テストか

百人一首





人知れず

こさえた絵画に名を付けて

ひみつの部屋で光輝け





今ここに

きみがいたなら見栄張って

服靴ネイル

白髪の無い髪