時々無性におにぎりが食べたくなる。
裸の大将というドラマで、
山下清先生の
ぼ、ぼ、ぼくはおにぎりが食べたいんだな
という台詞がある。
じぶんがおにぎりを食べる時、
その台詞が浮かぶ。
画家がおにぎり食べてるよ、
と思う。
ただそれだけだ。
15才の自分に、今の自分を見せてあげたい。
そう言えるひとは、
世の中を上手く泳いでいるひとだろう。
納得して生きているひとだろう。
ささやかな成功をしたひとだろう。
15才の私に、今の自分を誇れるだろうか。
誇れない。
ぶっちぎりで誇れない。
胸を張って会いに行けない。
なんなら会って失望させて、
きみはここでこういうミスをしがちだからと、
違う世界線をご案内してあげたい。
こだわるなと、
こだわると、間違えるよ、と。
(きっと今も間違えてるけど。)
そう忠告しても、
きっと私はここに辿り着く。
(性ですから、サガ)
きみの人生は、
なかなかに味わい深いよ。
友人のお子さんが15才になったと聞いた。
15の私が目にかすんだ。