『旅の思い出』oil, cotten on panel.2026’

2026/07/19

15のきみへ


15才の自分に、今の自分を見せてあげたい。

そう言えるひとは、

世の中を上手く泳いでいるひとだろう。

納得して生きているひとだろう。

ささやかな成功をしたひとだろう。


15才の私に、今の自分を誇れるだろうか。


誇れない。

ぶっちぎりで誇れない。

胸を張って会いに行けない。


なんなら会って失望させて、

きみはここでこういうミスをしがちだからと、

違う世界線をご案内してあげたい。


こだわるなと、


こだわると、間違えるよ、と。

(きっと今も間違えてるけど。)



そう忠告しても、

きっと私はここに辿り着く。

(性ですから、サガ)


きみの人生は、

なかなかに味わい深いよ。



友人のお子さんが15才になったと聞いた。

15の私が目にかすんだ。