2019/12/15
I氏コレクション展開催中!
ツイッターでは先にお知らせしております、
門倉の作品も展示されております。
『I氏コレクション展
今どきアート2020 全て初めて』
2019’12月10日(火)-2020’2月24日(月)
富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館
〒370-2344
群馬県富岡市黒川351-1
(もみじ平総合公園内)
0274-62-6200
観覧料:一般210円、学生100円、
中学生以下無料
(詳しくは美術館へお問い合わせください。)
*****
I氏のコレクションとしては、
すべて初めて公開する作品とのこと。
(すべて現在活動する作家の作品)
コレクションに加えていただいたこと、
大変光栄に存じます。
どうぞご覧ください。
2019/10/20
この子らとずっと付き合っていくのだ
試行錯誤し、新たな表現を模索、
のはずが、ぐるり一周して、
今の表現になってしまう。
どうしてもこれが
しっくりきてしまう。
制作中の作品を見詰めてふと、
「私は、この子らと
ずっと付き合っていくのだな」と
諦めのような気持ちが
沸いてきて、
その諦めを内心歓迎している自分に
驚きました。
「この子ら」とは
描かれた人物を指すのではなく(ここ大事)、
私の中にある「抗えない業」と申しましょうか、
「私のしょうもなさ」を指しています。
こういう絵ばかり描いてしまう
宿命めいたもの、などと言ったら
大げさでしょうか。
誰かになりたいと願い、
背伸びしたところで、
所詮
わたし自身からは逃れられない。
そう感じて、
「こういう絵」しか描けない私と
ずっと付き合っていくのだと。
ああこの、
しょうもないわたくしを
生きていくのだ、と。
…呼吸する間に忘れてしまうような
こういう感覚を、
出来るだけ見逃さず、
とらえていけたらと思います。
2019/09/28
ハイジ!
チケットを頂いたので、
国立近代美術館に
高畑勲展を観に行ってきました。
とても感動した時って、
それを言葉にしてしまうと、
軽薄になってしまいますね。
私が本当に感動したことは、
寝かせておくとして。
軽いエピソードを。
ハイジがヤギのゆきちゃんと
スキップしてるオープニング映像、
やーほやーほ、という楽しい歌声と共に、
を観たら、
行きたくない保育園に行く前に
ハイジを見ていた記憶が
よみがえってきて、
泣いてしまいました。
こらえきれなかった。
ハイジには、親がいないようです。
親の不在は、こどもには堪える。
おじいさんはしょっちゅう出てきますけどね。
名作アニメは、たいがい親が不在、、?
と思いませんか。
2019/09/20
声の波動!
!マークで、じぶんにはっぱをかけております、
かどくらです。
先日、あるひとの声を聴いて、
その声の感じで、すべてが理解できたような
そんな経験をしました。
あ、なんだ、、って、拍子抜けしっちゃったんです。
私が思い描いていたことと、
事実には、相当のずれがあったと、
ようやく分った
秋の始まりです。
2019/08/31
未解決感情!
もう何年も前に味わった、
非常に不快な感情がふと
よみがえり、
私にとっては未解決な案件なんだ、と
自分のしつこさ、執ような感情に
がくぜんとする夏の終わりです。
うらめしや、にならないように、
解決しに行こうと、
決意する次第です。
(つづく!)
2019/08/10
「魂入ってる系」!
生まれて初めて
鍼灸院に治療に行って参りました。
最初の問診で、
私は自分が絵描きであることを
先生に白状しましたら、
先生は私めの作品を
パソコンで検索してくださいました。
(私は、じぶんが絵描きであることは、
めったやたらに他人に口外しませんが、
治療していただくにあたり、
伝えねばならぬ重要事項と感じまして、
ハートを開いて伝えた次第です)
さすが、人間を診るご商売ですから、
作品から発する波動も、瞬時に察知されたのか、
「魂入ってる系ですね!」と、
ことばをくださいました。
そして、
「身が持たないでしょう」とも
先生はおっしゃいました。
魂入ってる、なんて、
私にとっては大変な誉め言葉で、
身が持たない、というのも、、
図星でした。
「はい、身が持ちません、、」と
素直に認めました。
今期から、
だいぶ作風も変わり、
ゴリ押しで描くのではなく、
降りてくる通りに描くというスタンスに
シフトしつつあります。
やり方を、もっというと
生き方をシフトしていく時期にきたと
直観しています。
初めての鍼治療体験は素晴らしく、
帰って鏡を見て、驚きました。
じぶんの顔つき、特に目の輝きが
よみがえっているではありませんか、、!
(美容鍼ではありませんよ。婦人科系の相談でね)
最近、しけたツラをしていたので、
はっきりとその変化がわかりました。
今日は、
アートアイガさんでのグループ展
最終日でした。
酷暑のなか、
足をお運びくださいましたお客様、
作品をお求めくださいましたお客様には
深く御礼申し上げます。
作品はもう少し画廊に預けておく予定ですので
いつでもお声かけください。
インスタも再開しました。
日々のドローイングなど、載せています。
楽しいお盆休みをお過ごしください。
ありがとうございました。
魂入ってる系のかどくらでした。
(charcoal on paper,2019')
2019/07/31
2019/07/15
2019/06/30
起き抜けの低血圧少女たちに捧ぐ
ストロベリーチョコレート丸の内。
何でもできそうな気になって
東京駅で宙返り、していた私も、
十数年の時が過ぎ
昼時のライオンで
ノンアルビールを飲むほど
大人になっていました。
誰かと誰かをつないでみたら、
十数年は3秒で解決。
黒のプリズム、魔女と奴隷、
カギを閉めなかったわたし。
再会ならば、
6月の雨のなか。
生き直すことができるなら、
バラのような花。
よりクラシックに。
少女をやめる前に
神様の肌をあなたに捧げたい。
ゴールデンタイムのファイティングベイビーたちは、
寝具を着て小休止。
むらさきいろの窓から、
にばんめの鳥が飛んでいくのを
一瞬だけ、
こめかみから見たの。
花びらより軽い先生のうそは、
隙間の時間に埋め込んでしまおう。
しかも時計のあった場所に。
あなたと交わした口約束を
いちばんめの鳥は覚えているよ。
風薫る口紅は、
詠み人知らずのままでいよう。
起き抜けの低血圧少女たちが、
今日も夢を羽織る。
新しい時代のはじめに、
みんなしあわせじゃなきゃいやだ と、
ようやく気付いたのは、
真っ暗なたそがれどきでした。
世界の天辺で電車を待つの。
しあわせすぎて悲しい。
*****
門倉直子-生活と絵画- は、
無事会期を全うすることができました。
応援してくださったすべての皆様に
深く感謝申し上げます。
一日だけ、会期延長があるようですので、
画廊のツイッター等チェックしてみてください。
でたらめの詩を書きました。
今回の作品タイトルを
いくつも織り込んでいます。
(いくつか見つけられますか?)
次回作をお礼状に代えて。
有り難うございました。
またお会いできますように。
ありがあとうございました。
令和元年6月末日
雨の日曜日
門倉直子 拝
2019/06/23
2019/06/05
本江先生にも見ていただきたかったです。
アートスペース羅針盤でお世話になっていた
写真家の片岡さんからのお電話で、
本江先生のご訃報を知りました。
突然のことで大変ショックを受けております。
先生は、羅針盤やギャラリー椿での個展に
立ち寄ってくださりました。
最後にお会いしたのは、昨年、
羅針盤の手伝いで額装の作業をしていた時、
本江先生が画廊にいらっしゃって、
なぜか握手をすることになり、
私は作業用の手袋を慌ててはずして、
先生と握手させて頂きました。
ああ、どうも、ありがとうございます、
などと、いいながら。
それが最後になってしまいました。
20年くらい前には、柏市美術展で
本江先生から賞を頂きました。
そのご縁もあって、毎年のように
個展を観てくださった。
本江先生のおかげで、
美術の世界に自分の居場所を
見つけることが出来ました。
新作、先生にも見て頂きたかったです。
ご冥福をお祈り申し上げます。
私ベリー走る こと
門倉直子
2019/05/19
生活と絵画
すっかり少女をやめてしまって、
生活のことを考える。
それでも時々我にかえって
「あぁ、まるで誰かを演じてるみたい…!」
などと思ったりする。
***
絵画することは、
じぶんを中心軸にもどすための行為です。
それを怠れば、
私の地図はたちどころに消えてゆき、
私が何者であるか、
ふと分からなくなることがあります。
おおげさでしょうか?
いいえ、それくらい人の心は
細やかな作りになっているようなのです。
NAoko Kadokura Solo Show
アート★アイガ
http://www.artaiga.com/
ラベル:
告知/information,
作品について/concept
2019/03/20
作品:(タイトル未定~)
よくがんばったね!と
じぶんをほめたくなる日が
人生に何度あるかしら、と。
まじめに仕事にまい進することが
一番身になって返ってくるような。
3月は、受験の失敗だとか、
いい思い出がないままの人生でしたが、
昇華されるような、晴れがましい3月を
今日だけは味わっております。
2019/03/10
感情の落とし所
ゴシップねた?ですが、
小室なにがしさんと、
そのお母さんの元婚約者の一件。
私は、元婚約者の方のお気持ち、
というか、表現されていること、
すごくよくわかります。
一見お金の問題ですが、
私はそうは思いません。
これは感情の問題ですよね。
「私を軽んじるな」
これが、元婚約者の方のメッセージであり、
表現していることだと、
私はみているのですが、
いかがでしょうか。
もしこのお気持ちなら、
私はとてもわかります。
お金じゃないんです。
感謝なんです。
人それぞれ、
感情の落とし所が違います。
お金を利息付けて返してもらっても、
いやーな気持ちは残ることでしょう。
心からの感謝と謝罪がない限り、
気持ちが晴れることはないかも知れません。
許すことでしか解決しないかも知れません。
って、偉そうなこと言ってご免なさい。
まこ様がこの試練を乗り越えて、
好きな人としあわせに結ばれることを
願ってやみません。
2019/03/09
思うような絵が描けるとスッとします。
すーんとくる表情が描けた気がする。
賃貸マンションかなにかのCMにでてる
女優さんのイメージになった。
久々の木炭画そのに、でした。
non title yet.
505x328mm
charcoal,pencil on paper.
2019'may
2019/03/02
命がけ
久々の木炭画。
描けた!と思える表情。
かきこみをあと少し。
先日、くらもちふさこ先生の自伝エッセイ
「くらもち花伝 メガネさんのひとりごと」
(集英社インターナショナル出版)
を拝読しました。
そのなかに、
命がけで目(顔)を描いた
という内容の一文がありました。
その一文に触れた時、
スコ――――――ンと
突き抜ける何かを感じました。
そして、
とってもとってもおこがましいのですが、
わたし、も~~~!って、
私もそう在りたい、と腹に落ちました。
命がけで顔を描く、表情を描く、
私の仕事はこれだけだと
明快に感じるものがありました。
(図々しいですね、、すみません)
10代、私の感性は
くらもちふさこ先生の作品に
育てて頂いたように思います。
20代、30代も、心の温かい場所を
くらもち先生は私に与えてくださいました。
ずっとずっと憧れで、私淑するひとです。
いつまでも好きです。
(と、てんちゃんが白河ひと実に送った
ファンレターのような気持ちで…)
2019/02/16
雪解けのような気持ち
ひとに対する誤解を解くのは
簡単ではありませんが、
その努力は惜しんではいけないと、
つくづく感じたこの頃です。
自分が見ている
この世界に対する誤解を解くのも
同じく、です。
誤解したままは、
怒りや憎しみの滞在を意味します。
それは苦痛だし、
私はそれを選択しません。
誤解だったと解った時、
相手も私も、そのまわりの人たちも
救われます。
そんな体験をつい最近して、
雪解けのような気持ちでいます。
2019/02/08
2019/02/07
2019/01/12
水戸から帰る汽車の中です。
今、水戸から帰る汽車の中です。
久方ぶりにお会い出来た
キュレーターの方と作家さんに、
近作のファイルを見て頂くことが
出来ました。
思いがけない反応でした。
私がやってきた制作に
間違いなど無かった、
寸分の狂いもなく、私の表現を
描いて来れたのだ、と、
確信しました。
ひとの評価は雲のようなものだとは、
よく言ったものです。
生かされている間、
どうか私を絵かきで居させてください
と、祈りながら
胸熱の鈍行列車です。
2019/01/01
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