門倉直子の寄り道〜姉さんと私〜
連作「姉さんと私」は、浮世絵や史実を元に描いた「おいらんとかむろの物語」です。
華やかなその世界は、非日常的でありながら、日常。そこに生きる人たちの心情に光を当てたいと思いました。
「過酷な状況であっても、日常のときめきは、きっとあった(あってほしい)」
掻き立てられるような気持ちで描いた今作を私の絵画に必要な『寄り道』と、位置付けました。