2018/08/26
2018/08/25
「いわさきちひろ、絵かきです」展を観ました。
東京ステーションギャラリーで
「いわさきちひろ、絵かきです」展を観ました。
作品の本質からずれる感想ですが、
ピエゾグラフというプリントも原画に混ざって展示。
明記されていないと、原画と印刷の見分けは、ほぼつきません。
再現性に優れた印刷技術。
原画に酷似しているより、紙の目の違和感など印刷の限界をちょっと感じるほうがかえって好ましいような。
私も絵かきで、ピエゾグラフのお世話になったこともあり、素材が気になるところでした。
2018/08/23
2018/08/16
2018/08/12
作品について(2018年8月記載)
私が少女をモチーフに選ぶのは、
「こう在りたかった過去」
だからかも知れません。
描くことで、
「望む少女を出来なかった私」に、
落とし前を付けているのだと思います。
これは
「いじける気持ち」が根底にあるわけですが、
それを自覚し、恥じて、
慈しむことが出来るまで
創作し続けると、
ある日、清々しい希望へと
変換されたりするのです。
(2018年8月記)
ちひろさんへ
いわさきちひろさんの作品を
初めて見たのは4、5才の頃です。
親戚の家に飾ってあった
額装されたプリントでした。
少女の横顔と赤いチューリップの作品だったと記憶します。
幼少の私は、その作品を見て
胸が締め付けられる程の
悲しみを感じて、
その悲しみを感じるのが怖くて、
それは小さな私なりに、
絵画の力を目の当たりにした
瞬間でもありました。
可愛いいなぁ、と感じるのが
たぶん正解だったですが
(本当は正解など無いのは承知ですが)
「可愛らしい」より、
「悲しくて怖い」を感じてしまい、
それが何とも後ろめたかったのを
今こうして言葉に出来るように
なりました。
私も絵描きになりました。
2018/08/09
「作品でぶん殴る」誰の言葉だったか
あなたの作品、
悪くも言われていますよ、と
ネットのSNSの画面を見せて
教えてくださる方がいらっしゃいました。
(↑これな)
どんなに真面目に生きて
創作活動していても、
作品を発表する以上、
そこにツバを吐く人はいるものです。
ですが、不思議なことに
それを知らされても、
私は落ち込むどころか
ゾクゾクと来るものがありました。
悪口を言う側ではなく、
言われる側に居る…!
心の奥の方で小さなガッツポーズです。
(↑この感覚、わかってくださったなら、
それはきっと同志であります)
そして誰の言葉だったでしょうか、
「作品でぶん殴る」。
今まさにこんな気持ちで、
お盆休みを迎えます。
作家は粛々と制作するだけです。
2018/08/03
アートコレクター誌掲載コメント
出来るだけ正直に
感じていることを描こうとすると、
どうしても幼女や少女のかたちに
辿り着きます。
大人の女性のかたちでは、
なぜかしっくりこない。
おそらく私の身体感覚に依るのでは、と推測します。
(月刊アートコレクター8月号掲載より)
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