2017/03/25

拍手するのを忘れるほど




ほんのたまにですが、
落語を見に行きます。

落語については、
たいして詳しくないのですが、
面白い素晴らしい噺を聴くことができると
笑うのを忘れて感動してしまいます。

その世界観に圧倒され、
わ~っとなってしまいます。
終いには、拍手することさえ忘れ、
噺の余韻にひったってしまいました。
(はたから見ると、笑いもせず、拍手も遅く、
まったく失礼な観客であります)

ほんとうは、笑ったほうが、
演者さんに「面白いよ!」が
伝わるのでしょう。

だけど、面白すぎて感動してしまうのです。

私は絵描きをしておりますので、
つい、その噺家さんの作品を、
絵画作品にすると・・と想像してしまいます。
(ストーリーを絵にするのではなくて、
マチエールとか、質感の想像。放たれるオーラ。
挿絵ではなくて)

これを絵画にしたら・・・ふるえる。
















2017/03/24

あこがれの画家たち



エリザベス・ペイトン展(原美術館)と
ナビ派展(三菱一号館美術館)を
はしごで鑑賞してまいりました。

ペイトンさん、ナビ派のボナールは
10代のおわりから20代にかけて、
とても憧れた画家であり、
絵画するときめきを教えてくれた私淑する画家。

画集で見ていた作品の実物を観れて、
感動、するかと思いきや、
なにか拍子抜けする感を覚えたペイトン展でした。
・・私は変わってしまったのか。

(常設の奈良さんのドローイングルームに感動してしまった。
他でも見ているけど、格別に感動してしまった。
なぜかしらん。)


日本かぶれのナビ派と言われたボナールだそうです。
ボナールの色彩にあこがれずには居られない日本人のわたくしです。

油絵はおもしろい。












2017/03/14

私の声ではありません





セカンダリーで私の作品が販売されていると、さみしい気持ちもありますが、喜ばしい気持ちのほうが大きいです。
知り合いのコレクターさんが画商を始められて、私の作品を販売して、儲けてくれたなら、私はとても嬉しいです。
節操のない繰り返す転売でなければ、以前買ってくださった方が儲けてくれたなら、嬉しいです。
そのお金は、生活費やアート作品の購入にまわるのだから、循環の中に居られて私は嬉しい。
ということを、明言しておきたいと思いました。


私が絵を描いている後ろ姿の動画に
他の方の声が入っていて。
あれは私の声ではありません。
どうか、誤解がありませんように。



















2017/03/11

コレクターのコレクションカタログ




美術家でコレクターの
飯島モトハルさんのカタログに、
門倉の作品も掲載されております。

このカタログは以前は非売でしたが、
増刷され、現在販売されています。




モトハルさんの珠玉の作品解説は、
美術への愛とユーモアがあふれています。




阿佐ヶ谷でコレクション展?を開催中です。
またスタンプを押してしまいました。



(余談ですが、このカタログを拝見する限りでは、わたくしは真人間のほうだと思うのです?)