劣等感と虚栄心は、
私は18、19の受験生のころ通過した心理状態ですが、今ネットを見れば、そのような心理状態の人は案外多いものと思われます。
虚勢を張って、張り詰めたら、どこかでクラッシュしないと、内省しないもんです。
私は大学受験の失敗が「クラッシュ」でしたが、次はその反動で腰を低くというか、控え目な態度をとっていた時期がありました。しかしそれは謙虚な心とか人への思いやりではなく、人に嫌われたくないという防衛反応であったと、今なら分かります。
恥ずかしいもんです。
今も時折、劣等感がうずき、それを解消するために他人に優越しようと小細工をしそうになります。
そういう時は立ち止まって、その行動の「動機」を観察するようにしています。
誰かに当て付けるためにするのか、自分の素直な喜びのためか。
これを意識的に問うと、いかにつまらないプライドの垢がこびりついているか、身軽でなかったかを発見します。
精神も風呂に入れてあげる。
完全にさっぱりすることはないけれど。
クラッシュ・バンディクーのテーマソング、あの歌好きでした。