長野と台北に向かう作品は、いよいよ仕上げの時を迎え、梱包発送作業に入りました。
画業の忙しさは至福の時間です。
日常の煩わしさから解放されます。
今回の作品は、先ずは私自身を納得させること、これを心に留めて制作しました。
観るひとの心にも響いてくれたら、なお有り難いです。
私も「生活」をしています。
生活は時にみっともなく、かっこわるく、情けないものです。
それをコツコツ積み重ねながら学んでいく。
そういった日々のことが、心身に染み渡り、制作にも影響します。
ラクして成し遂げる方法など無いのです。
この8月は、制作以外にも遂行しなければならないことが沢山ありましたが、邪魔をされた、とは不思議と思いませんでした。
パズルのように淡々とピースをはめていく、そんな具合で充実していました。困り事も頼まれ事も、すべて私の意志のような感覚でした。
なんてね。実際はね。
クライマックスは長野県安曇野の展示作業、これは楽しみです。
またあらためてお知らせいたします。