作品の変容時期をまとめました
【season 1】
1999’
初期
文化学院在学中に、銀座奥野ビルにあるギャラリー巷房にて初個展、作家活動をスタートさせる。
同年、デイケア施設のシャッター壁画などの制作を手がける。後に施設とのコラボ展など開催。
【season 2】
2000’-2007’
羅針盤時代、私ベリー走る
京橋のアートスペース羅針盤で発表を始める。
ひと、動物、半抽象表現など、様々なモチーフを油彩で描く。
次第に人物、少女にモチーフが絞られていく。
木炭画を描き始める。
【season 3】
2008’-2013’
空想する少女たちへ
2008年より、
ギャラリー椿(中央区京橋)、
画廊アートアイガ(中央区八丁目)
の企画画廊で作品を発表し始める。
木炭と少量の油彩で、モチーフを少女に絞り描く。
【season 4】
2014’-2018’
描画、踊る子ども
キャンバスに絵の具で細やかに描画するスタイルへ。
こどもの心情などをテーマに描くようになる。
【season 5】
2018’-2021’現在
絵画するわたくし
筆の運びや、絵の具の自然な表情を生かす絵画へ。
支持体はパネルと綿布に変更。
油彩で、にじみや筆跡を残す描き方へ。
2008年頃の作風を進化させたような表現へ。
「絵の具自ら絵画になっていく感覚」を大事に
絵画することを意識。
【other 】
2004’-2018’
木炭画編
木炭によるドローイング作品。
アートアイガでは、木炭画のみの個展を開催。
木炭の表現を油彩に生かしていく。
2014’
なお子spring!編
鉛筆や水彩による、小品のドローイングシリーズ。
「身体」「性」「子ども」などをテーマに描く。
イレギュラーな作品の位置付けであったので
作家名を「なお子spring 」とし、
限定的に発表した。
2021’
寄り道編
浮世絵や史実を元に創作した
「おいらんとかむろの物語」の連作。
紙に水彩、色鉛筆などを使用。
イレギュラーな表現シリーズのため、
作家名を「門倉直子の寄り道」とした。
2022’
絵画する喜び、成長と後退の葛藤、
ひとの心理と表情をテーマに制作。
大作に取り組む。
2023’
ひみつの部屋で光輝け
アクリル絵の具、キャンバスを使用。
100号を制作。
つづく