某所で見つけた紅茶専門の茶屋が、
あまりにも素晴らしいので
たまに通っている。
建物は昔の家屋。
店内は手入れが行き届いていて、
家具や小物、内装がとてもすてきだ。
紅茶もスイーツも美味しく、
その雰囲気に満たされつつ、
こんなふうに丁寧に生きたいな
と思わせる。
店主と思われるの女性の方の立ち振る舞いも、
さっぱりして丁寧で、細やかで
清々しい雰囲気。
気取ってないんです。
チラと見えた厨房も何ともおしゃれ。
こんなふうに良い仕事したいなと。
憧れてしまいます。
初めて伺った時は、
私以外の客人は
老紳士が図書を読み、
別の席では白髪混じりのマダムが
お裁縫をされていらっしゃった。
気分は乙女だ。
このまま弥生美術館に展示されてしまうんじゃないかしらってくらいの乙女になれる。
店を出る時、
このお店を作ってくれて、ありがとうございますの気持ちが湧き上がってくる。
湧き上がってくるから、
ありがとうございますぅ…!と
店主様に言ってしまう。
素晴らしいお仕事をされているなぁと思う。
私の聖地。
私淑するお店と言ったら大げさかしら。
先日伺ったとき、
主婦たちがおしゃべりに興じていた。
そんな会話なら他でやってちょうだい。
なんて、ごめんごめん。
ここに来ればみんな乙女だ。