十数年ぶりに、アートスペース羅針盤の壁に作品を展示することが出来ました。
微かな感慨と共に、自分の意識が思わぬ方向に変化していることに、戸惑いを覚えます。
描く対象は、変わらず少女の姿をしていますが、それらと「同世代」の気分であった私の視点は、図らずも「親」のような視点に変化していました。
今回展示します作品には、2021年の初夏に安曇野の画廊バナナムーンで発表した作品も含まれています。
東京のお客様にも見て頂けることを嬉しく思います。
2022年新春 門倉直子