2016/09/30

映画




山下敦弘監督作品の映画を3本観たら、
体裁良く生きようとしている自分がダサく思えて、
(そのくせ実際の私は中途半端に生きているわけですが)
もうよそ行きの生き方は止したいな、などと

映画の中の住人で居る空想を巡らせて、
少々救われるのでした。


3本のうち1本は、天然コケッコーを再見です。
私は原作の大ファンで、初見では漫画の世界観が細やかに再現されていることに感激していましたが、今改めて観ると、映画としての面白さに感激します。
決してドラマチックでなく、淡々としているのに、うわ~・・となってしまいます。
そういうのが好きです。

映像に飢えていたせいもあってか、
沁み入りました。
山下監督の作品、たくさん観たいです。






2016/09/24

『Response』




*****


投げかけてしまった生々しい感情の告白に、
返事が欲しかった。
返事をしてもらえるまで、私は駄々っ子で居るしかなかった。
ひと言、「そうだね」と相づちを打ってくれさえすれば、
私は満足したんだ。
取り繕った言葉でもいいから、
返事がほしかったんだ。


*****

ちいさな子は母に、
少女は友に、
女は恋人に、
誰もが自分自身に、
たったひと言の返事を求めています。
「そうだったんだね」
(これは、気づきと慈愛の返事だと私は解釈します)

日常の生々しい感情を
無かったことには出来ないのです。


この冬は「返事」を求める気持ち、「渇望」をテーマのひとつとして、
作品を作ってみたいと考えています。











2016/09/16

途中:ねむる子ども










描き始め。20号。
ここで筆を置けたらどんなにいいか。









2016/09/13

作品:およぐ子ども






















title: およぐ子ども
size: F20(727x606mm)
material: oil on canvas
year: 2014-2016
(加筆,途中)











2016/09/09

少し前の作品など




前のパソコンの中身を整理していたら、
2008~2010年頃の作品画像などが出てきました。

当時は(たいへんだ、たいへんだぁ~!)と
つらく感じていたはずですが、
こうして画像で振り返ってみると、
なんだ私、楽しくやってたじゃん、
と思うのでした。
渦の中に居るときは、
その幸せに気づかないものです。























↑ これは、銀座のミツバチイベント用に制作した作品。
本人はいたって真面目にこうしてしまったのだから、
おそろしいです。
手前は、みつばちのデッサン。
(イベント後、みつばち部分は消されました。
油画で薄塗り時代だったので、消す技法に苦心しました)






















2016/09/06

二人展ご来場ありがとうございました




新宿高島屋 10階美術画廊で開催されました
彫刻の東條明子さんと絵画の門倉による二人展は、
無事に終了いたしました。

ご来場のお客様、
作品をお求めくださいましたお客様
応援してくださいました皆様、
有り難うございました。

この機会を与えてくださいました皆様に
深く感謝申し上げます。

ありがとうございます。


この展示は、作品やサブタイトル等を変えつつ、
今年の冬に名古屋の百貨店にも向かう予定です。

引き続きよろしくお願いいたします。



オリンピックの中継に伴走するように、
夏の間ずっと制作していましたが、
アスリートたちの嘘のない戦いと輝きに
心が震えました。
そしてじぶんの、なんとメンタルの弱さよ。


泰然と淡然とまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました


























2016/09/03

作品:気になる


























title: 気になる
size: F8(455x333mm)
material: oil on canvas.
year: 2016




新宿高島屋10階美術画廊
二人展― 女子感 ―
にて展示中です。

どうぞよろしくお願いいたします。