作家の顔写真を提出することになり、ちょうどいい写真が無かったので、自撮りすることにした。
何度かスマホでパシャパシャやったが、じぶんのおブウ具合に苦笑した。
日々、可愛らしい女子をモチーフに絵を描いているので、自撮り画像のおブウ度は3倍増しに感じてしまう。
頬の輪郭をもっとひっこめて、たるみは消して、髪はもっとこう流れて…と直せば、おブウが解消される事が分かるので、尚更もどかしい。
仕方なく自撮りは止めて、写真を撮り慣れている人に撮って貰うことにした。
カメラがわるい、と事実とも慰めとも取れるアドバイスを頂きながら、撮って貰った。
まずまず。
画家っぽい雰囲気は出せただろうか。
おそらく、角砂糖ほどの大きさで誌面に載せて頂くことになる。
ところで、
「おブウ」という言葉、気に入った。
かわいらしいではないの。