鳥取県日南町美術館に行ってまいりました。
会場は一階と二階、計5室にわたりズラリとクレパス作品が並びます。
作品のコンセプトというより、技法を見ていただく展示ですね。
門倉は、
①クレパスを調合オイルでキャンバスに定着させる描き方
と、
②クレパスを揮発性オイルで紙に定着させる描き方
で制作しました。
油彩や木炭なら思い通りになる表現、例えばスピード感やストロークも、クレパス単独だともたつく感じになってしまい、オイルで滑らかにすることで、いつもの描き方に近い表現に仕上げた、という具合です。
個人的な反省ですが、
門倉の表現したいことはちょっと横に置いといて、もっとクレパスを実験して、画材そのものを活かす描き方やモチーフを選んでもよかったかな…と。
学芸員の方は、クレパスを熟知されていて、丁寧に解説してくださいました。とてもトークが面白くて、楽しかったです…!
ありがとうございました!
クレパスは奥深い。。。
日南町美術館では、5月10日(日)まで開催中。
その後、大阪、埼玉、東京、と巡回予定です。
(じぶんの作品に悔しさを残しつつ、この後、出雲に向かいました)
つづく