2015/03/25

師匠へ



師匠が本当の名前を取り戻す頃、
私は、おだんご頭にミニスカートの私を
肯定することが出来るでしょう。
肌色の車に乗ることは、
もう二度とないけれど。


「社会に出てからが本番です」

師匠から頂いた言葉は、
今も私を謙虚にさせます。

私は、画家である前に人でありたいと、
思ってやってきました。

今は、愛ある人でいたいと思うようになりました。

愛というのは変形します。
無自覚に。
できれば、まあるいかたちを保ちたいものです。