2026/01/18

意味が分かる

 これは私だ。

毎日生きて、

毎日死んでいった私です。


私はこれまで一生懸命に、

あなたに見捨てられないように、

生きてきた。


そして今、私はそれに疲れた。

疲れていたことを自覚した。

私は私のために生きて、

ただ私の中から流れてくるものを

ひとに提供して

私はただの私として生きるのだ。


もうあなたに見捨てられる心配も

嘲笑される心配もない。


そのうちあなたは私より弱くなって

私に見捨てられないように

懸命に私にしがみつくだろう。


かつて子どもだった私が、

あなたにそうしたように。


私はしがみつくあなたに

「強くなりなさい!」と叱り、

その弱々しい姿を嘲笑し、

突き放すだろうか。


かつてあなたが

小さな私にそうしたように。



後になってから、

私が描いたものの意味が

自分で分かる時が来るものです。


ああ、そういうことを描いていたのか、と。


だからもしきみが、

この絵に何が描いているのか

私より先に分かっていたなら、


私ときみは、

同じ景色を見ていた者どうしかもしれないし、

友だちになれるかもしれない、

ということです。




2025/12/16

祈るひと

私は、感情を感じることが

正しいことだと思っていた。

けどこれは、

感情を閉ざして生きるしかない人にとっては、

ささやかな暴力だったと気がついた。

私はもう、

そういう暴力を内包する絵は描かない。

(描けない)

感情は感じても、感じられなくても、

どちらでもいい。

好きにしていればいい。

私の作品は、お地蔵さんのように、

ただ在る

そういう存在に、戻っていく。

(これはつまり、

私の中の未解決が、解決したってこと。

けど、解決しても、させなくても

どちらでも大丈夫なのです)





2025/12/01

あちとこちらの世界から、今日も私は境界線を歩く

 「昨日の怒り、今日のユウウツ」

「あちらとこちらの世界から」

「生活と絵画」

「世界は色付き私は透明になる」

「新しいシナリオ、新世界の手前」

「ひみつの部屋で光輝け」


…これらは、過去に開催された個展の

サブタイトルの一部です。


(…何か、ひとつの主題が浮かんでくるでしょうか。)


私は長く「かお」を描いてきました。

ひとの内面を描きたかったからです。


それと同時に、

私の地下深くの水脈には、

「もうひとつのテーマ」が

静かに流れていました。

それは「境界線」です。


私は常に「境界線」に立って、

あちらとこちらの世界を眺め、

そこに漂うやわらかな緊張感を

半ば無自覚に、作品の素地にしていました。



昨日と今日、

あちらとこちら、

世界と私、

光と闇、

内と外…


それら陰陽の境界線の上で、

私は踊ったり、観察したり、

時に綱渡りをするように

絵を描いてきました。


…それを自覚した今、

私は  "あちらとこちらの橋渡し”

このお役目を

絵画という形を通して担っているのだと、

密かに直感しています。


清濁併せ持つ「ひと」のおかしみ、

うつくしさ、

そして陰陽を「ひとつ」に合わす祈りを

絵画にしていきたいと

いま静かに決意しています。




…さて、

来年の個展はいつなのでしょうか。

画廊さん、ご連絡お待ちしております…


合掌

2025/10/04

安曇野から帰りました

 

安曇野から帰りました 


安曇野の画廊バナナムーンさんでの個展は、

無事会期をまっとうすることができました。


作品を観てくださったお客様、

気にかけてくださった皆さま、

応援くださった皆さま

画廊の皆さま


誠にありがとうございました。


帰って来てしばらく経ちますが、

未だに安曇野を引きずって

日常生活を送っています。

安曇野はいつも、

静かだが強烈な体験をさせてくれます。


東京で培ったお作法が通用しない、

それが私にとっての

画廊バナナムーンという場所です。

それはまさに修行の場であり、

新たな価値を発見する場所です。

(作品を推しはかる物差しは、

幾つ持っていてもいいでしょう)


じぶんの立ち位置をぐらつかせ、

再確認させてくれる場です。

こわいです。


安曇野の自然は圧倒的で、

山々の景色は素晴らしく、

トンネルの暗さは異次元への近道。



私はあることについて気掛かりでいました。

他人からみれば、取るに足らない、

どうでもいいことです。

私にとっても実はどうでもいい事です。

なのに

「気掛かりであること」がありました。

(それは、

ある人とそのお父さんについての物語です)


けど、色々なことが「わかりました」

誰に説明を受けた訳でもなく、

わかりました。


それは誰にも言えない

私だけの極めて個人的過ぎる感覚で、

神様にしか報告できない案件とでも言いましょう。

(小説家ならとびきり面白い物語に

仕立て上げられるのに!)


おもてに出てこない面白い物語は、

個人の中にこそあるのでしょう。



2025年は、

東京と長野で個展を開催することができました。

皆さまの支えあっての画業です。


ありがとうございます


またどこかでご覧いただけるよう、

励んでまいります。

次がある、のは素晴らしいですね。

2025/09/13

ラジオにでます

 安曇野FMさんで個展を取材いただきました!


じぶんなりに原稿を用意して

作品についてしゃべりました…!

憧れのラジオに関われて嬉しいです。


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9/15(月)12時-14時

『おひさまサークル』

あづみ野FM76.1


13:20〜「画廊 BananaMoon 絵を聴く時間」

9/21(日)まで開催中の個展について、

会場で取材していただきました❕

パーソナリティは#水垣カエル雪絵 さんです


(水垣さんは、

誰もが聴いたことのあるCMの楽曲を

たくさん制作されていらっしゃる

シンガーソングライターの顔もお持ちです)


あづみ野FMアプリで、

日本全国どこからでもお聴きいただけます。


HPのON AIRからダウンロードできます


https://azuminofm.co.jp/


⚠️radikoではお聴き頂けません

⚠️リアルタイムのみの放送です


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よろしくお願いいたします🙇‍♀️