2023/12/16

化ける時

 寝かせて置いた中途の作品が、ある日思いがけず手を加えたら化けた、なんて事もあるので、「時を待つ」のも描き方のひとつ思う。


作品の出来不出来は、じぶんが一番分かっているはずだが、見る人がステキと言ってくれたならステキな作品なのだから、安易に判断することはない。私が制作した作品だけど、私の物差しではかれない事も起こってくる。


見ることも描いている時間、たとえ長い時間、日数であっても。次の一手を模索している。ちょっとした線を加えるのにも、ぼうっと見ている時間が私には必要だ。

まるで怠けている時間が必要だ。



2023/12/15

生活の問い

 誰かのために自己犠牲しながら生きれば怒りを溜め込み、檻の外に出て自由に振る舞えば罪悪感に苛まれる。

どちらを選択するにも覚悟がいる。


例えばたかだか映画に行くくらい。

そんな些細な選択だっておおごとになるのが生活というものだ、と思った。



2023/12/10

雑記

 掴んだと思っても、振り出しに戻る。

10枚描いて、10枚とも良く描けたなら、

それは理想だけどいかがわしい。

良作も生まれるが、バクも出る。

情熱を頼りに繰り返す。




2023/12/08

悔しくてしにきれない

 描ききらないと死にきれない。

例え百年生かされても、

案外あっという間の人生知れない。