2020/04/26
生きる気力
このまま美術館に行けなかったら。
外出自粛が解除されても、
私は用心深く外出を控えるだろう。
きっとしばらくの間は
美術館には行かれないだろう。
窓越しに日光浴をして、
コーヒーを飲んでみた。
気分良かった。
じぶんと向き合う恐ろしさを
家族と向き合う恐ろしさを
皆うっすら感じているのではないか?
家にこもると向き合わざるをえない。
逃げ場がない。
なぜ自分はここに居て
誰かの世話をしているのだろう‥と
壮大な夢をみているような、
目が覚めたら、ぜんぶ夢であるような。
きつねにつままれ続けているような日常を
素直に喜び哀しんで、笑いたい。
絵画よ、そばに居てくれてありがとう。
2020/04/19
命綱
今日は天候も手伝って(雨!)
制作が進みました。
おかげで気分も晴れやか。
生き生きとした気分です。
制作はまさに、
この世にとどまるための命綱、
と言ったら大げさでしょうか。
しみじみとそう思うのですが。
2020/04/18
道徳がひとを苦しめると台所で悟った体験
春のウイルス騒動とはべつのところで
期せずして学びは突然発生するものです。
好きな人を好きで居ていいのなら、
嫌いな人を嫌いで居る自由も
当然にあります。
嫌だなと感じる感性も
大事にしようと思いました。
感性は安全装置のようなものです。
「仲良く」に苦しんでいたのだ。
ということが
台所でパーンと来ました。
作文はストレッチのようなものです。
中庸という言葉がすきです
毒にも薬にもならない稚文に
お目通し頂き、有り難う存じます。
最近、ブログ更新の頻度が上がったのは
時間があるからではなく、
やはり不安なのです。
言葉にすることで、
または自分に言い聞かせることで、
落ち着かせています。
中庸であること。
ゼロポイントに心を置けるように。
今日もこもって制作していました。
(このままだと、向こうの世界に
行ってしまいそう。うーん。)
2020/04/17
新世界の手前
ひとの意識や社会システムが変わらない限り、
この騒動は収束しないのではないか、
などと、憶測してしまいます。
今は、「新世界の手前」なのでは。
(というタイトルの絵を描きました。
ツイッターでご覧ください)
ウイルスは暦通り、
ゴールデンウィーク明けたら
活動を終わらせてくれるのでしょうか。
自粛は続くでしょうし、
少なくとも私の意識は
「外出は怖い」
に洗脳?されてしまいました。
買い物も命がけ。
電車に乗るのも命がけ。
ひとに近づかない。避ける。
空いていても、
神経質に振舞ってしまいます。
外は青空。
楽しい春はどこ行った。
絵を描けることは救いですが、
画廊で個展をすることは
今後どんな位置付けになっていくのか。
現物を見た時の高揚感を
届けることが出来るように
作品、準備しておきます。
ラベル:
作文/essay,
仕事場/studio,
私的/Private
2020/04/11
刀を研いでおけ
画廊さんと電話で展示の打ち合わせをしました。
予定通りなら、7月に展示があるのですが
先延ばしになる可能性もあると。
「刀を研いでおけ」と言葉を頂きました。
このひと言が、
今の私にとてもフィットしたというか、
サクッと刺さりました。
もちろん「準備しておいて」
という意味ですが、
(と説明するのも野暮ですが)
この、神に肩をたたかれるような感覚は、
心身に刻んでおきます。
2020/04/09
吹っ飛んだ3月
日常を少しづつ奪われていく感覚。
当たり前に利用していた
年中無休の喫茶店が休業というのは、
なにか恐ろしく、悲しみがわいてきました。
明日は仕事に出かけねばなりません。
閑散とした街を見ることになるのでしょうか。
2020/04/08
気が付けば4月の雑感
スーパー満月に緊急事態宣言。
普段からこもって制作し、
友人も少ない私にとっては
外出自粛はさほど苦ではありません。
しかしながら、生活せねばなりませんし、
家族の健康のこと、家族の仕事のこと、
気がかりです。
(自分の商売は、
これまでもしょっぱかったので、
引き続きしょっぱい、
あるいは更にしょっぱいどうしよう、
という感じです)
大変な時代に突入した、
そして後戻りできない、
「以前」と同様の世界は、もう無いだろう、
と、感じています。
後ろ向きでも前向きでもなく、
新しい世界を獲得するしかないと
感じています。
新しい価値観で生き抜いていきたいです。
お日様は有難いです。
ぽかぽかして暖かいです。
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