2018/12/26

美味しいツラさ



雑感ですが、
20代は、感情の起伏による
「美味しいツラさ」を味ったように
思いますし、
30代は、社会との関わりから生じる
「不味いツラさ」を
味わっていたように思います。
ツラさにも好いツラさと悪いツラさが
あるよなぁと感じます。

年明け、15年ぶりくらいに
展示の企画をしてくださったキュレーターさんと再会する運びとなり
画業を振り返っています。


画家のキャリアも多少は積んで、
一見成長したていですが、
本質は変わらないなーと、
15年前に書いた自分のコメントを読んで
今も同感したりします。

作品は今よりヘタですが、
なんだコイツは…と、
20代の自分に恐れを感じます。
何も考えてない感がすごいのです。
そして、喜んで描いてる。

さあ、負けてはいられません。
















2018/12/13

絵画するということ




「表現」から「行為」へ

絵画するというのは、
中庸に戻るための行為であるように感じます。

まるでピントを合わせるように、
しっくり来るゼロポイントを探します。
ピタリと決まれば、私の目指す絵画が
立ち現れます。









2018/12/08

六本木の国立新美術館でボナール展を観でました。





ボナール。
学生のころ、とても影響を受けた画家のひとりでありますが、
影響を受けたんだなあ~、と自覚しに行ったようなものでした。
画面構成、絵の具の重ね、今見てもグッと来てしまいます。
(だけども、なにか拍子抜けする感もあったような)


さて、
少し大きめの作品が描きたくなりました。
P30号、油画。制作途中。
ちいさなベッドルーム。