2018/07/05

些細なエピソード







門倉さん、どうして怒らなかったの?
怒っていいんですよ?と、
友達に指摘されて、ハっとなった。


嫌な気持ちになったなら、
それは不快だ、むかつく!
デリカシーない!と、
正直な気持ちを言えばいい。
それをどうして躊躇したのか。
私が我慢すれば場が収まる、
嫌われたら困る、
という気持ちと、
負けず嫌いな性格がこじれて、
もやっとして眠れなかった。
翌日、私の気力はしぼんでいて、
泣き腫らしたような気持ちで、
私の頑固さやいじけるクセを
恨めしく思って、
攻撃する気持ちはじぶんに向かってしまった。

そしたら、友だち。
完璧な味方でいてくれる友だちは、
あなたが傷ついたのは事実だ、
些細な事だ、なんだそれ位でとか、
苦しみは人と比べるものではない。
あなたが傷ついたのは、事実だ。
と言ってくれた。
救われた。
気力が戻ってきた。
そして、
心を守れるのは自分自身しかいませんよ、と
諭してくれた。


いつかのこの些細なエピソードを
無かったことにしないために
書き留めます。



(じぶんのことばかり考えてないで、
相手の立場を考えなさい!
と教育されてきたのに、
今度は逆をしなければ
生き抜けないなんて…!)