2016/03/13

お礼状にかえて


Daughter 

きみは誰かの娘で、みんなの娘だ。
もしこの時期を延長したいなら、
ときめいたりきずついたり、
せわしなく心を躍動させていなさい。
そういうのはもう沢山というなら、
少しは歳をとってもいいよ。

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Daughter というサブタイトルですが、保護者や先生のような大人の立ち位置で少女達を見つめ始めた節目だったのかも知れません。
また、コメントの最後の一行は、私自身に向けた言葉です。



いま、伝わっているのだ、という手応えを感じています。
表層ではなく、私の無意識や内面が暴露(ばれ)ている。
たくさんのお客様方と話しをしながら、感じました。
よく観てくださっているのだと…
鋭い…
ばれてると…


見続けてくださっているお客様、何かのご縁で観てくださったお客様に、感謝申し上げます。
そしてコレクションに納めてくださったコレクター様、真剣に選んでくださってありがとうございます。
深謝申し上げます。

今回は見送ったコレクター様も…その判断が次の作品を向上させるかもしれませんです。ありがとうございます。ご縁がありましたら次回はぜひ。。、

ギャラリー椿の皆様、門倉を扱い続けてくださってありがとうございます。予想通り育っていますか。
支えてくださった皆様、ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。



個人的なことですが、
この一年をかけて、私は、私が子供の頃から抱えていた感情の癖をようやく自覚出来ました。
それが大人になった今も、わざわざ追体験してその感情を確認している、そんな感じなのです。お恥ずかしい話なんですが。幼児性が居残っているのです。
じぶんでも呆れて笑ってしまうくらい、しつこく居残っているのです。
いい加減にしたいのです。

心の中にまだ居るリトルガールを癒すような、そんなテーマの作品も発表しました。
人の内面ほど面白いものはないです。

私と、作品を通して関わってくださってありがとうございます。

これからも探求は続きます。
じぶんや人の内面に立ち入るのは時に苦しみや危険を伴いますが…
大げさですが、これが私の務めかと。
どうしても面白いのです。

この役回りを引き受けてしまったのです。
(違う生き方を羨ましく思ったりもしますが、それは私が本当に欲しいものではないから、真似事すると虚しくなるだけなのです…!orz)




ギャラリー椿GT2での個展は、
無事終了いたしました。

次回作をお礼状にかえて。
ありがとうございました

またお会い出来ますよう


一瞬だけ休みます。
日帰り温泉へ行ってきます(都内)。