NAOKO KADOKURA
『旅の思い出』oil, cotten on panel.2026’
2018/08/12
作品について(2018年8月記載)
私が少女をモチーフに選ぶのは、
「こう在りたかった過去」
だからかも知れません。
描くことで、
「望む少女を出来なかった私」に、
落とし前を付けているのだと
思います。
これは
「いじける気持ち」が
根底にあるわけですが、
それを自覚し、恥じて、
慈しむことが出来るまで
創作し続けると、
ある日、清々しい希望へと
変換されたりするのです。
(2018年8月記)
ちひろさんへ
いわさきちひろさんの作品を
初めて見たのは4、5才の頃です。
親戚の家に飾ってあった
額装されたプリントでした。
少女の横顔と赤いチューリップの作品だったと記憶します。
幼少の私は、その作品を見て
胸が締め付けられる程の
悲しみを感じて、
その悲しみを感じるのが怖くて、
それは小さな私なりに、
絵画の力を目の当たりにした
瞬間でもありました。
可愛いいなぁ、と感じるのが
たぶん正解だったですが
(本当は正解など無いのは承知ですが)
「可愛らしい」より、
「悲しくて怖い」を感じてしまい、
それが何とも後ろめたかったのを
今こうして言葉に出来るように
なりました。
私も絵描きになりました。
2018/08/09
「作品でぶん殴る」誰の言葉だったか
あなたの作品、
悪くも言われていますよ、と
ネットのSNSの画面を見せて
教えてくださる方がいらっしゃいました。
(↑これな)
どんなに真面目に生きて
創作活動していても、
作品を発表する以上、
そこにツバを吐く人はいるものです。
ですが、不思議なことに
それを知らされても、
私は落ち込むどころか
ゾクゾクと来るものがありました。
悪口を言う側ではなく、
言われる側に居る…!
心の奥の方で小さなガッツポーズです。
(↑この感覚、わかってくださったなら、
それはきっと同志であります)
そして誰の言葉だったでしょうか、
「作品でぶん殴る」。
今まさにこんな気持ちで、
お盆休みを迎えます。
作家は粛々と制作するだけです。
2018/08/03
作品:バラのような花
title:バラのような花
size:F8455x380mm
material : oil,charcoal,cotton on panel.
year:2018
アートコレクター誌掲載コメント
出来るだけ正直に
感じていることを描こうとすると、
どうしても幼女や少女のかたちに
辿り着きます。
大人の女性のかたちでは、
なぜかしっくりこない。
おそらく私の身体感覚に依るのでは、と推測します。
(月刊アートコレクター8月号掲載より)
2018/08/02
役割について
その作品が
誰の心に響くのか、が、
最近すごく興味深い。
作品の波動は、
それに似た者を呼ぶと痛感します。
その時、その作家の役割が
立ち上がってくる気がします。
霊性について
作品に霊性が帯びないと
パサつく感じになります。
いかにも表層的でわざとらしくなる。
日頃から霊的に生きていれば、
作品にそれはにじみ出ます。
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