安曇野から帰りました
安曇野の画廊バナナムーンさんでの個展は、
無事会期をまっとうすることができました。
作品を観てくださったお客様、
気にかけてくださった皆さま、
応援くださった皆さま
画廊の皆さま
誠にありがとうございました。
帰って来てしばらく経ちますが、
未だに安曇野を引きずって
日常生活を送っています。
安曇野はいつも、
静かだが強烈な体験をさせてくれます。
東京で培ったお作法が通用しない、
それが私にとっての
画廊バナナムーンという場所です。
それはまさに修行の場であり、
新たな価値を発見する場所です。
(作品を推しはかる物差しは、
幾つ持っていてもいいでしょう)
じぶんの立ち位置をぐらつかせ、
再確認させてくれる場です。
こわいです。
安曇野の自然は圧倒的で、
山々の景色は素晴らしく、
トンネルの暗さは異次元への近道。
私はあることについて気掛かりでいました。
他人からみれば、取るに足らない、
どうでもいいことです。
私にとっても実はどうでもいい事です。
なのに
「気掛かりであること」がありました。
(それは、
ある人とそのお父さんについての物語です)
けど、色々なことが「わかりました」
誰に説明を受けた訳でもなく、
わかりました。
それは誰にも言えない
私だけの極めて個人的過ぎる感覚で、
神様にしか報告できない案件とでも言いましょう。
(小説家ならとびきり面白い物語に
仕立て上げられるのに!)
おもてに出てこない面白い物語は、
個人の中にこそあるのでしょう。
2025年は、
東京と長野で個展を開催することができました。
皆さまの支えあっての画業です。
ありがとうございます
またどこかでご覧いただけるよう、
励んでまいります。
次がある、のは素晴らしいですね。