自称がまかり通る世界だから、ちゃんとプロで居たいと思った。
画家であることを信用して貰えないのが一番悔しい。
だけど、私自身が、私は画家だと当初信じていなかったのではないか。(あるいは、じぶんが何をしているか分かって無かったんじゃないか…?)
ずっと作品を描いて発表し続けることが出来た。
ひたすら有り難い。
アートの海は広過ぎて、じぶんが何処に居るのかワカラナイ時もあったが、今感じるこの微かな手応えは本物と思える。
時折、忌野清志郎&2-3's(ニイサンズ)というバンドの「芸術家」という曲を思い出す。
♪
一般人じゃない
(じゃあ何なの)
芸術家
♪
芸術家(ミュージシャン)を皮肉るような歌詞なんだけど、
この歌の戒め作用は半端ない。
♪
一般人じゃない
(あらそうなの)
芸術家
♪
いま…
アマチュアかプロかにこだわるのは、利口で無いかも知れない。
ボーダレスだし、誰でも何にでもなれる面白さがあるから。
どちらにしても、何者であっても、「好い仕事をする人」で居たいのは、確かな本心です。
…そのジャッジはお客様と画廊にお任せするとして。